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最新版のqpopper(v4.1.0)に、Mkdir-shスクリプトが含まれていない

 メールを蓄積しているサーバからメールを取り出すためのプロトコルの一つに、POP3があります。

 qpopperはこの機能を有するソフトウェアですが、6月に公開された最新版(v4.1.0)ではスクリプト等に不備があり、makeやインストールで失敗することがあります。

 http://www.eudora.com/products/unsupported/qpopper/index.html

 以下、暫定的な解決策です。

 ※この不具合は、すでにQpopper Supportへ連絡済みです。次回のリリースでは、修正されているかもしれません。

 (1) configure

 普段通り、configureを実行してください。

 実行例:
 ./configure --prefix=/usr/local/qpopper --enable-log-login --enable-log-facility=LOG_USER --enable-specialauth --enable-apop=/usr/local/qpopper/pop.auth --enable-popuid=pop

 (2) Makefileの編集

 makeの前に、2つのMakefileを編集します。

 ・./qpopper4.1.0/Makefile

  Mkdir-shスクリプトがないため、mkdirで代替しました。

--------------------------------------------------------------
install:
@if [ ! -d ${prefix} ]; then \
# ${base_dir}/mkdir-sh "${prefix}" "0755" "root" ; \ <<--- 削除
mkdir -p -m 0755 ${prefix}; \ <<--- 追加
chown root ${prefix}; \
fi

@if [ ! -d ${mandir} ]; then \
# ${base_dir}/mkdir-sh "${mandir}" "0755" "root" ; \ <<--- 削除
mkdir -p -m 0755 ${mandir}; \ <<--- 追加
chown root ${mandir}; \
fi
--------------------------------------------------------------

 ・./qpopper4.1.0/popper/Makefile

  Mkdir-shスクリプトがないため、mkdirで代替しました。
  いくつかのUNIXではwheelグループが存在しないため、rootに変更しました。
  ${LDFLAGS}が欠けているので、補いました(特に、64bitでmakeさせた時に問題となります)。

--------------------------------------------------------------

install: popper ${pop_auth}
@if [ ! -d ${installdir} ]; then \
# ${base_dir}/mkdir-sh "${installdir}" "0755" "root:wheel" ; \ <<--- 削除
mkdir -p -m 0755 ${installdir}; \ <<--- 追加
chown root:root ${installdir}; \ <<--- 追加
fi

popauth: ${POPAUTHOBJS} ${MISSING_OBJS}
${CC} -o popauth ${POPAUTHOBJS} ${NETWORK_LIBS} \
${DBM_LIBS} ${MISSING_OBJS} \
# ${common_dir}/libcommon.a <<--- 削除
${common_dir}/libcommon.a ${LDFLAGS} <<--- 追加

--------------------------------------------------------------

 (3)makeとmake install

 普段通り、実行してください。

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Oracle Solaris 10 9/10 で「リモートサービスの有効化」を「いいえ」にすると、sendmailがローカルしかlistenしない

 Solaris10のインストールでは、「リモートサービスの有効化」を設定する場面があります。「いいえ」を選択すると、sshを除いた多くのリモートサービスは遮断されます。

 Oracle Solaris 10 9/10 からは、この遮断対象に同梱のsendmailが含まれたようです。「いいえ」を選択した場合、sendmailがローカルしかlistenしなくなるため、一般的なメールサーバの構築には適さないと思われます。

 参考:
 sendmail 内の config/local_only プロパティーを true に設定してはいけない (6970172)

 参考のURLの手順によって、従来の動作に戻すことが可能です。

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Oracle Solaris 10 9/10 で PXE を無効にすると bgeドライバが通信できない

 NICのPXE機能を利用しないときは、BIOSでこの機能を停止させることがあるかもしれません。

 しかし、Oracle Solaris 10 9/10 ではこの設定を行うと、bgeドライバが通信できなくなります。

 参考:
 http://www.solarismen.de/archives/10-Broadcom-5721-bge-on-Solaris-10-0910-s10u9.html

 BIOSでPXE機能を有効にすると、回復させることができます。

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